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筋肉が減ると病気になりやすくなる
筋肉が減ると、どうなる?
病気にかかりやすくなる
老化で筋肉が減ると、高血圧や高脂血症、骨粗しょう症、糖尿病などの病気にかかりやすくなります。
「筋肉が減るとケガや痛みが増えるのはわかるけど、病気にまで?」と疑問に思えますが、そうなのです。
「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」は、内臓周辺に脂肪がつく内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧、高血糖、脂質異常のうち、いずれか2つ以上を併せ持った状態のことをいいます。
高血圧、高血糖、脂質異常に代表される生活習慣病の大きな原因のひとつに、内臓脂肪のたまりすぎがあることが、研究の結果わかってきました。
脂肪は筋肉で燃やされるので、筋肉が減って燃やせなくなった脂肪は、内臓脂肪として体についてしまいます。
この内臓脂肪が原因で、血液の通りが悪くなり高血圧を引き起こしたり、悪玉コレステロールや中性脂肪を増やして血液をドロドロにします。
さらに、血糖値を下げるインスリンというホルモンの働きを妨げて、高血糖状態を引き起こすと言われています。
また、脂肪を燃やす筋肉は、最大の発熱器官でもあります。
つまり、筋肉が減ると体内で熱が発生しにくくなり、血行も悪くなります。
体が冷えると免疫力が低下するため、いっそう病気にかかりやすくなるのです。
中高年者が運動というとウォーキングが重視されますが、ウォーキングでは筋肉はつきません。
年齢を重ねても健康であり続けるためには、筋肉をつけることが大切です。
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