カーブス運動と認知症の関係について
カーブスの健康体操が認知機能改善を医学的に証明
東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センターと株式会社カーブスジャパンとの産学連携研究成果発表がありました。(2013 年 10 月 23 日)
4 週間のサーキット運動トレーニングが
高齢者の広範囲な認知機能を改善することを発見
認知症予防や認知機能リハビリへの応用が期待できます
過去の研究によれば、サーキットトレーニング ４２ 週間継続することで、記憶力が向上するという報告がありました。
東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センターと共に過去の研究をさらに進めた研究に取り組み
①42週間よりもっと短期間でも認知機能は向上するのか？
②記憶力以外の認知機能は向上するのか？
この２点について究明するために、2012年5月～2012年6月の4週間調査が行われました。
地域タウン誌の広告で募集した、精神疾患、脳疾患、高血圧の既往歴のない健康な高齢者男女 ６４人を対象にして調査を行いました。
カーブスは女性のみの体操教室ですが、この研究は男女両方を対象に行われました。
健康な高齢者64名(平均年齢66.9歳)を、サーキットトレーニングする32 名と、何もしない32 名とに分け、ダブルマスク・パラレル無作為比較対照試験を実施しました。
無作為比較対照試験は、医療分野で用いられる根拠の質の高い研究手法です。
４週間後に、認知機能検査を実施したところ、サーキットトレーニングをした人たちの方が、実行機能とエピソード記憶と処理速度が向上することが明らかになりました。
カーブス運動が高齢者の認知症予防や認知機能リハビリなどへの応用に期待
今回の成果より、高齢者が４ 週間のサーキット運動トレーニングを行うと、で広範囲に認知機能が改善することが判明しました。
今後急速な高齢者の増加が見込まれている中、カーブスの健康体操は高齢者でも取り組みやすいので、高齢者の認知症予防や認知機能リハビリなどへの応用が期待されます。
この研究は、米国エイジング協会発行の専門誌AGEに掲載されます。
カーブス運動が脳機能（認知機能）を改善する効果を立証
それまでカーブスの健康体操で、筋力向上や生活習慣病の改善、ロコモティブシンドロームの予防などの効果が得られることが分かっていましたが、脳機能（認知機能）を改善する効果については、あまり明らかになっていませんでした。
今回の研究は、その不明点を解明するために行われたものでしたが、それが明らかに証明されたわけです。
一般に記憶力や処理速度などの認知機能は、年齢と共に低下します。
高齢期に認知機能が低下すると認知症などを患い、日常生活に多くの不具合が生じていまいます。
カーブスでの健康体操を行うことで、高齢期でも認知機能をなるべく維持向上し、認知症予防できることがは大変望ましいことです。
認知機能に対する効果
具体的にカーブスでのどの運動が、どのような認知機能に作用するのか明らかにされています。
有酸素運動
・エピソード記憶 ｕｐ
・実行機能 ｕｐ
サーキットトレーニング
・エピソード記憶 ｕｐ
・実行機能 ｕｐ
・処理速度 ｕｐ
筋肉トレーニング
・処理速度 ｕｐ
・実行機能 ｕｐ
スマート・エイジング（健康長寿の実現）とは
超高齢社会においても、個人や社会がいつまでも健やかで穏やかであり続け、そして活力を持ち続けるためには、
「個人は、時間の経過と共に、たとえ高齢期になっても、人間として成長でき、より賢くなれる、社会は、より賢明で持続的な構造に進化する」ことが必要である
と考えています。こうした考えを「スマート・エイジング」と呼んでいます。
スマート・エイジング＝特に個人の健康長寿を実現 のために、全ての人が高齢期を積極的に受容し、生き生きと社会で活動をし続けることを可能とするための、医学的な支援や方策を、世界に向けて超高齢社会に対応するロールモデルとして示し、世界を先導する研究拠点となることをめざしています。(東北大学加齢医学研究所)
その中で最も危惧されているのが、認知症の問題です。
カーブスでの運動が認知症予防や認知機能リハビリなどへの応用に期待できることが実証されているので、もっともっと実際に取り組んでいき、良い将来に結びつくことに期待したいです。
カーブスでは、６０歳代、７０歳代、８０歳代のご高齢の方が、頑張って通っておられます。いきいきと運動に励んでいらっしゃる姿には、頭が下がります。
健康で過ごしてほしいご家族や知人に、無料で体験でき、入会金が半額になるこのチャンスに、ぜひカーブスを体験してもらってください。
これからの人生が変わります。
